館林市邑楽郡4町障がい者基幹相談支援センター しろっこ

The story of “Sirocco”

しろっこのいわれ

風のように、必要な人へ、必要な支援を届ける。
「しろっこ」という名前には、先人たちの願いと、地域の歩みが込められています。

「しろっこ」という名前

「しろっこ」という名前は、
地中海から吹く風「シロッコ(scirocco)」に由来しています。

シロッコは、サハラ砂漠から地中海を越え、
南イタリアやシチリア島へと届く、あたたかく湿った南東の風です。

その言葉は、アラビア語の「東(sharq)」に由来し、
遠くから何かを運んでくる風として知られています。

日本においても、この風は単なる自然現象ではなく、
「変化をもたらす風」「新しいものを運ぶ風」として親しまれてきました。

たとえば、スタジオジブリの名前も、
この「しろっこ風(Ghibli)」に由来し、
「新しい風を吹き込む」という願いが込められています。

地域の相談支援に重ねた思い

私たちは、この「しろっこ」という言葉に、
地域の相談支援のあり方を重ねました。

遠くから届く風のように

必要な人へ、必要な支援を届けること。

あたたかさを運ぶ風のように

制度だけでは届かない「人のぬくもり」を支えること。

静かに流れを変える風のように

地域に少しずつ変化を生み出していくこと。

受け継がれてきた願い

この名前は、約10年前、
この地域に基幹相談支援センターを設置したいという願いの中で提案されました。

すぐに実現したわけではありません。

しかし、その想いは受け継がれ、つながり、
多くの人の努力の中で、ようやく形となりました。

「しろっこ」は、
先人たちの願いと、地域の積み重ねの中から生まれた名前です。

しろっこから、あわいへ

そして、この「しろっこ」という考え方が、
いま私たちが大切にしている「あわい」へとつながっています。

支援は、「支える側」と「支えられる側」に分かれるものではなく、
そのあいだにある、揺れや距離、温度差に寄り添う営みです。

風は、境界を越えて流れ、
人と人、人と地域の「あいだ」をやわらかくつなぎます。

しろっこは、あわいをつくる風。

支えの風

誰もひとりにしないための風

つむぐ風

人と人をつなぐ風

動かす風

地域を少しずつ動かす風

私たちはこの風を、地域に送り続けていきます。
「誰も取り残されない地域」を目指して。

福祉が、地域の文化になるまで

私たちが目指しているのは、
福祉を特別なものにすることではありません。

困っている人がいたときに、誰かが無理をして支えるのではなく、自然に声をかけ、耳を傾け、必要な人へとつないでいく。

そうした小さな関わりが、人と人とのあいだに生まれ、少しずつ地域の中に広がっていくこと。

空気が流れると、風になる。
その風が、人から人へ伝わっていく。

それが、文化です。

文化は、誰かが一人でつくるものではありません。人と人との間に生まれる小さな風が、時間をかけて育っていくものだと、私たちは考えています。

福祉が、制度や支援の場だけにあるのではなく、地域の暮らしの中に自然に息づいていくこと。

「しろっこ」は、その風が通るための、小さなきっかけでありたいと思っています。

このロゴとともに

ロゴは、しろっこが大切にしている思いを、
言葉を越えてそっと伝えてくれる存在です。

風が通り、つながりが生まれ、支え合いがめぐる。

これから、このロゴとともに、
館林市・邑楽郡4町の皆さまと歩んでまいります。

大きな風を起こすのではなく、
人と人とのあいだに生まれる小さな風を大切にしながら。

かざぐるまが風を受けて回り始めるように、
一人ひとりの思いがつながり、地域の新しい歩みが始まることを願っています。

名前に込めた風と、
ロゴに込めたワクワクを、地域の未来へ。

➤ しろっこのTOPページへ戻る
上へ